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ホテルでドッキリ!

2010年08月03日 17:07

■リバース!
8月1日(日曜)の午前11時過ぎ頃。
おいらは懐かしいんだか何だかよくわからない面持ちで、自宅の前に立っていた。親父に任せていたのでは何時になるのかわからない!ってコトで、自分でPCケース"VK60001W2Z"を着払で発送する為に、ただそれだけの為に大枚叩いて朝イチの便に飛び乗り帰って来たのである。ざ・りばーす!
-んとによお、アイツはよお。
そんな言葉を吐きながら玄関のドアを開けようとしたら、携帯がDr.スランプ アラレちゃんのテーマを奏でた。ツルピタからの着信である。携帯を手に取って「もしもーし?連休初日はどこに遊びに行ってんのー?」と聞いてみたが、「きさん、きさーんっ!秘密っち、一体なんばしっとーんだ?教えろ!言え!言うんだっ!!」と、電波の向こうでツルピタは悲痛に叫んでいた。
 
 
自分の親父へのイラツキで、前日の土曜の晩にツルピタの携帯の留守電サービスにヤラシー一言を残しておいた事なんて、すっかりてっきり遥か彼方M78星雲の向こうに忘れてしまっているおいらは、「おまえ、どうしたの?何言ってんの?」と、言葉を返した。
ツルピタは「留守電!きさんんメッセージ!」と、また叫んだ。"ん?留守電?はて?"と思いながら、「何おまえ、家族やショットガンやおれに何か隠し事でもしてるのけ?」と聞き返してみると、「きさん、覚えやないんかああっ!?教えろおおおおおおっっ!!」と、ツルピタはまたまた叫び声をあげた。携帯のスピーカーからビリビリと音割れして伝わってくる中年おやぢの声に、"ちょっとウザい"と感じつつ玄関のドアを開けようとしたが、鍵がかかっていた。"あれ?"と思ってツルピタに「悪い、また今夜か明日にでもかけ直すよ」と言って携帯を切ろうとした。携帯のスピーカーからは相変わらずのツルピタの悲痛な叫び声が響いていたが、「あー、こらこらっ!おい、きさん!おーい!ま・・・プッ、プーッ、プーッ」と、プッチリと切ってしまったおいら。GAHAHA!

家の外から1Fのリビングを覗き込むと、いつもであれば既に窓全開で網戸にしてあるハズの窓が、きっちりと鍵が掛けられ締め切られている様であった。
-どこかに出かけるなんて連絡も無かったし・・・甥っ子の顔でも見に行ったのか?
日帰りでも、どこかに出かける時は必ず携帯に連絡をくれと、母親には言っておいたのである。親父よりもシッカリしている母親が、何も連絡を寄こさずに家を空ける事は無いと思った。ちなみに親父も自分の携帯を持ってはいるが宝の持ち腐れというか猫に小判状態で、まずは普段滅多に持ち歩かない、次に電源は2ヶ月に1度くらいしかオンしない、そして最後に遠出する時は携帯を持って出掛けるものの、自分が用があって掛けてくる時以外は電源を落としっぱなしという、誠に自分勝手で人の事など知ったこっちゃないという使い方をしていた。
おいらはセカンドバッグから家の玄関の鍵を取り出してドアを開けると、そそくさと自分の部屋に上がってエアコンを回した。10分ほどエアコンの冷風を浴びて身体を冷やすと、msnオークションで落札したVK60001W2Zを外箱の上から簡単に梱包し、福岡事務所の住所印刷済みの宅配業者の着払伝票を貼り付けて、「どっこいせっ!」と持ち上げると愛車のワゴンR/RRに積み込んだ。


玄関のドアに鍵を掛けると、近所のコンビにまで車を走らせてVK60001W2Zを発送した。
そのまま自宅へは戻らず、昔通った小学校のすぐ隣にある小学生時代の同級生が親子3代に渡ってやっているうどん屋に寄って、すっかりうどん屋の親父らしくしなった同級生と昔話に花を咲かせ、昼飯にチャーシュー麺をご馳走になった。そしてお互いの近況について情報を交換すると、同級生のうどん屋を後にして自宅に戻った。
自宅に戻ってシャワーを浴びてパンツ一丁で自室に上がると、エアコンが心地良く効いた室内でTVを見ながらボーっと時間を潰した。帰りはセントレア19時発の便を押さえてあるので、16時前後に家を出れば間に合う。そんな事を考えながら親の帰宅を待ってみたが、一向に戻ってくる気配がない。
-どこに出掛けやがった?
独り言を呟きながら母親の携帯を鳴らしてみたが電源が切られている様で、つい最近どこかで聞いた覚えのある"留守番電話サービスにお繋ぎします"というメッセージが流れた。

-どこで聞いたっけ?誰の携帯を鳴らして聞いたんだっけ?はて?
なんて考えながら1Fのキッチンに下りると冷蔵庫を物色して、冷凍庫の中からハーゲンダッツのミニカップ"桃バニラ"を2個見つけると、2個とも手に持って自室に戻ろうとした時に、リビングのテーブルの上においら宛の封書が置いてあるのを見つけた。

20100801_bl-blog_02_1某専門学校からの"同窓会のお知らせ"が届いていた。
おいらが大学を投げ捨て、学費を自分で貯め込み通った某専門学校からの同窓会開催を知らせる封書。卒業して既に20数年経っているが、同窓会の知らせなんて初めて見た。そんな事もやってくれていたいたんだねぇと、感慨深く眺めていた。
取敢えずセカンドバッグの中に押し込んで、福岡に戻ってから開封してみるコトにした。多分、見るだけ。今月と来月は色々と仕事の予定が入っている上に、小娘のお守りでいっぱいいっぱいな、おいら。



封書と桃バニラ2個を手に持って自室に戻ると、地元のタクシー会社に電話を入れて16時前に送迎に来てくれる様に頼み、封書をセカンドバッグの中に押し込み桃バニラをつつきながら時間を潰した。
しかしやっぱりウチの親は帰って来そうな気配も無く、売れ残りの妹の携帯を鳴らして老夫婦がどこに出掛けたのか聞いてみたが、何も知らないという返事だった。やがて時計が16時10分前を指すと同時に外で車のクラクションが鳴り響き、送迎を頼んでおいたタクシーが迎えに来てくれた。自室の窓から顔を出して「すぐに行きます」と叫ぶと、セカンドバッグを小脇に抱えて玄関に下りた。が、ダッシュで自室に戻ってクローゼットの奥を引っ掻き回すと過去の残り香を弱く撒き散らしている残骸を引っ張り出し、それも小脇に抱えて慌てて家を後にした。

20100801_bl-blog_03過去の残り香を弱く撒き散らしていた残骸=ALFAROMEO155Q4の車検証入れ。
どうせ廃車にしちゃうんだしってコトで、業者に頼んで車検証入れとその中に入れてあったマニュアル類一式、それと車検証のコピーを取ってもらって、ALFAROMEO155Q4に乗っていた証・記念として貰っておいたモノ。
こんな物を見て喜ぶかどうかは怪しかったが、小娘ちゃんに見せてやろうと自宅から持ち出してみた。車検証のコピーとモデルをあらわすリアに貼り付けるバッジ以外は、譲ってやっても構わないしね。




■Re:リバース!(意味不明)
8月1日(日曜)の午後21時半頃。
電車と飛行機を乗り継ぎ、やっとホテル近くまで戻ってきた。"ツルピタは今日から連休に入り、楽しく過ごしてんのかな~?"とか考えながら、ショットガンのお守りで最近足繁く通いだした、いつものカフェに夕飯を摂りに入った。このカフェは23時まで開けているので、時々1人でフラッと入ったりしていた。"アボガドと大きな海老とふんわり卵のクラブサンド"とアイス・ティー・オーレのセットをオーダーし、日経PC21をパラパラと捲りながらクラブサンドを食していると、携帯がDr.スランプ アラレちゃんのテーマを奏でた。再びツルピタからの着信である。
-うっとーしぃのぉー。
そんな事を感じながらも、携帯を手に取りカフェの外に出て電話に出てみた。

おいらが喋ろうとするより速く「きさん、電話いつくれるつもりなんやああっ!」と、ツルピタの叫び声が木霊した。
「おまえは一体、何を言ってるのさ?」おいらが聞くと、「留守電のきさんんメッセージ!秘密っち、一体なんばしっとーんだ?教えろ!今すぐ教えろ!!」と、ツルピタは昼間と同じコトを騒いでいた。おいらが「せっかくの夏休みなのに、おれの携帯鳴らすことしかやること無いの?」と聞くと、「だから!留守電のきさんんメッセージ!」と、叫ぶツルピタ。昨晩、ツルピタの携帯の留守電サービスに不穏な一言を残した事なんてスッカリ忘れきっていたおいらは「何の事だよ?おれは何も知らないよ。今ね、いつものカフェで夕飯食ってるところなの。優雅に静かな一時を過ごしているところなの。だから、またね。バイバイキーン」と言って、「ばっ・・・ばいばいきんっち、こらこらっ!おい、きさん!おー・・・プッ、プーッ、プーッ・・・」ツルピタのそんな悲痛な叫びなんか気にせずに、携帯を切っちゃった。



■ホテルでドッキリ!怒りの再会
8月2日(月曜)の午前7時過ぎ頃。
ホテルの部屋でシャワーを浴びていると、部屋の外から結構な人数の旅行客か何かが「ここの朝食はバイキングなんですって!」とか「喜んだって年寄りなんだから、そんなに食えないよ」とか言う声が大きく響いてきて、ちょっと五月蠅かった。"ウルセー客どもめ、何処の田舎モンだ!いっちょ一言言ってやるべ!"なんて考えつつ、腰にバスタオルを1枚巻くとドアから顔を出して「五月蠅いんだよ。他の客のことも考えろよ!」と言ってやった。ら、頭の後ろから「あら、お兄ちゃんじゃないの」と言う懐かしい声が聞こえた。
・・・え?

振り返ると、そこにはお袋の姿があった。
・・・ええ?

そして再びおいらの頭の後ろから、「なんだお前、こんなところに居たのか」と言う、聞きたくも無いこれまた懐かしい声が聞こえてきて、もっかい元の方向に頭を向けるとそこには親父の姿もあった。
・・・えええ~っ!?

辺りから「あ~ら、○○さんところのお兄ちゃんじゃないの」という声と、「おー、ほんとだ」とか「あら、久しぶり」という声が沸き上がった。
よくよく見渡してみると"何処の田舎モンだ!"と思ったその連中は、おいらの自宅がある町内のカビが生えかけたジジババどもの群だった。
・・・はあ~~っ!?!?


状況が理解出来ずに呆気に取られていると、お袋が「お母さんたちね、今から朝ご飯食べるところなの。お兄ちゃんも一緒にいらっしゃい」と言って、おいらの手を引いた。
頭の中が整理出来ずに言葉が出てこなかったおいらは、何とかお袋の手を振り解くと自分の下半身を、ペロンとバスタオル1枚だけしか巻いていない下半身を指差した。その瞬間、カビが生えかけたご一行様からドッと笑いが沸き起こった。おいらは自分の部屋に駆け込むと、頭を抱え込んだ。
-一体何が、何がどうしてこうなったんヾ(´∀`*)ノ ダーッ!!
兎に角急いでパンツとTシャツとジーパンを身に着けると、ホテルのレストランに移動した。

レストランの入り口で、静かにそっと中の様子を伺おうとすると、レストランのど真ん中を占拠しているカビ生えかけなご一行様全員が大声で、「こっちこっち」と全員ニッコリ微笑んで手招きしてくれた。泣きたい。
おいらは「田畑に囲まれたド田舎の一軒家じゃないんだぞ!もう少しマナーを弁えてくれ・・・」と、カビ生えかけなご一行様全員に愚痴ると、空いていたお袋の隣の椅子に腰を下ろした。
おいらは腰を下ろすなり「なあなあ、何処かに出掛ける時には携帯に連絡くれって言っといたろ!? 昨日、家に用があって帰ってみたら誰もいねーし、携帯鳴らしても電源切られてるし!」そう言うと、お袋はバッグの中から携帯を取り出して「あら?ホントだ。電源切ったままだったわ」と言い、周りのカビ生えかけなご一行様が謎にドッと笑った。ムキー。


そうして暫くの間、トーストやらウィンナーやら紅茶やらフルールなんかを突っつきながら話を聞いてみると、町内の老人会の催しで福岡1泊2日の旅行に出てきたらしい。
お袋は「Yahoo!ドームとか大宰府さんとかね、国立博物館に行ってね、外から眺めたのよ」と、嬉しそうに話していたが"外から眺めた"って一体なんぞ?と思った。でもま、ウチの親父は人には異様にケチな性格で、帰省以外にお袋を何処かに連れ出すなんて事すらもしていない人間なので、嬉しそうに話しているお袋の顔を見たら、"ま、いっか"なんて思えたりした。
「そろそろ出社の時間だから」おいらはそう言って席を立とうとしたが、今回もギリギリのところで大事な事を思い出した。福岡に出てくる前日辺りにネットショップに注文を入れた、ワコムのペンタブレット"PTK-640/K2"の事である。おいらは親父とお袋にそんな物が届いてなかったか確認してみると、親父が甥っ子どもに買ってあげたおもちゃかと思って、妹夫婦のところに持っていったとヌカしおった。

「いっぺん、病院で頭の中を診てもらえ!」おいらは親父に怒鳴ると、「息子に怒られてるぞ」とか言ってカビ生えかけなご一行様はまたもやドッと笑った。
レストランから飛び出し部屋に戻ったおいらは、嫁いで出て行った妹の携帯を鳴らした。妹が携帯に出るや否や「なあなあ!親父が何か甥っ子に持っていった物があると思うけど、それどうなってる?」と聞いた。すると妹は、甥っ子2号と3号がおもちゃにして遊んでいて、既に画面のようなところが割れてケーブルが抜けちゃったわよと、教えてくれた。
ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!


おいらが喜んでショップに振込んだ3万円は藻屑と消え、やっぱりアイツにはショットガンの爪の垢を煎じて飲ますしか矯正する方法は他無いのか!とホテルの廊下の壁を思いっきり蹴ったら、右足の親指を捻挫した。骨が折れたかと思った。しくしく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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